X(旧Twitter)で授業中の水分補給禁止の校則について話題になっています。水分補給禁止とは果たしていかがなものか、、、。水分補給禁止の校則がある背景や、どういった意見が多いのかまとめていきます。
目次
水分補給禁止の経緯
今回話題に上がったのは埼玉県桶川市の中学校です。当中学校ではこの校則に対して「教師が話している時も水分を手に取るなど、生徒たちに節度がなくなっている実態があった」と経緯を説明しています。また、「どうしても飲みたいときは挙手をするなどして教師の許可を得れば良い」などとも説明しています。
桶川市教育委員会は「完全に水分補給を禁止しているわけではなく、問題はない」と説明しています。
水分補給禁止の問題点
問題点は生徒の健康よりも先生が授業を円滑に進めることを優先していることにあります。
近年では冷房を完備していない教室では室温が40℃を超えることもあり、少しの間でも熱中症になる危険があります。また、冷房をつけていると乾燥し、喉が渇くこともあるので一律で禁止というのはいかがなものかと思います。
実際に学校での熱中症の発生は毎年5000件程度発生しています。
私の考え
私は授業中の水分補給は自由にするべきだと考えています。
健康面もそうですし、「挙手で先生に許可をもらう」というのは年頃の生徒には少し難しいかと思います。学校で目立ちたくない生徒や、先生が怖くて言い出せないという人も少なからずいるはずです。
また、「毎回トイレに行き授業を止める子がいるように、授業中に好き勝手する人が出てくる」という意見がありますが、水分補給でどう好き勝手やるのでしょうか。授業中の水分補給は教室内のみ(つまり水筒から)に制限すれば良いのではないでしょうか。と私は考えます。
他の理不尽な校則一覧
他にも理不尽な校則はいくつも存在します。
- ツーブロック禁止
- 前髪は眉毛より上
- 化粧禁止
- アウターは学校指定のもの
- 女子の制服はスカート
などです。これらも、本当に必要なのか?と疑問に思います。
生徒の自由も尊重しつつ、楽しく安全に学校生活を送れるように、改善してほしいところです。