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新紙幣の発行はいつから?
新紙幣の発行は令和6年7月3日に行われます。
一万円札は「近代日本経済の父」渋沢栄一
五千円札は「日本最初の女子留学生」津田梅子
千円札は「破傷風の治療法を開発した細菌学者」北里柴三郎
がそれぞれデザインされます。
なぜ新紙幣が発行されるのか
新紙幣が発行されるのは2004年以来で20年ぶりです。新紙幣発行の大きな目的の1つは「偽造防止」です。
現在の紙幣(旧紙幣)にも「偽造防止」として当時の最新技術が詰め込まれています。しかし、発行後20年の間に印刷技術が大幅に進化しました。そこでより「偽造防止」を強化するために今回の新紙幣発行に至ったのです。
新紙幣発行後に旧紙幣(現在使われている紙幣)は使えなくなる?
旧紙幣は新紙幣発行後も問題なく使うことができます。
紙幣に関しては日本銀行法第46条第2項で「無制限に通用可能」とされています。
あまり知られていないですが、これにより現在でも2004年以前の紙幣(聖徳太子デザインのもの)も現在でも使うことができるのです。
旧紙幣回収詐欺とは?
「旧紙幣は使えないので交換・回収します」といった詐欺が増えることが予想されています。
先で述べたように、新紙幣が発行されたからといって旧紙幣が使えなくなるということはありません。また、新紙幣と旧紙幣で通貨としての価値は同じです。
以上のことよりこういった電話やメールは基本的には詐欺に当たるので注意しましょう。